体操の岡慎之助選手が、団体・個人総合に続き、男子種目別鉄棒で3つ目の金メダルを獲得。日本の3冠は、52年ぶりの快挙。この後、池谷幸雄が岡選手の演技について解説する。岡選手は、2022年全日本選手権で右膝前十字靭帯を断裂。しかし夢を実現するためリハビリに耐えた。個人総合ではロンドン五輪から続く、日本選手4連覇。そしてきのう行われた個人種目別・男子平行棒決勝では銅メダルを獲得。さらに個人種目別・男子鉄棒では、予選で橋本大輝選手が予選落ちする中、杉野正尭選手が予選3位通過、岡選手・予選5位通過した。2番目に登場した岡選手は大きなミスなくきれいな着地を決めた。岡選手が1位をキープしたまま迎えた5人目・杉野選手は落下してしまい減点され悔しそうな表情をみせた。6人目、予選1位通過の張博恒選手は最後の着地を失敗し3位。さらに最後に登場した中国・蘇煒徳選手も着地に失敗、岡選手が金メダルを獲得。岡選手は金3つ、銅1つ獲得となった。