2002年のソルトレークシティ五輪ではショートトラック男子1000mが行われていたが、オーストラリア代表のスティーブン・ブラッドバリー選手はオリンピック記録保持者や長野五輪の銀メダリストなど格上の選手と戦う状況に。ラスト一周でも最下位のブラッドバリー選手。しかしその一周で先方を走っていた選手が転倒し、ブラッドバリー選手のみがゴールするという状況で金メダルを獲得した。また準決勝でもブラッドバリー選手は後方からのスタート。残り1週で他の選手が転倒し二番手でゴール。さらに1位の選手が転倒の原因を作ったとして失格。1位通過で決勝進出に。この金メダルは南半球初の冬季五輪金メダルとなりその後ブラッドバリー選手は祖国の英雄となり切手になった。