国営メディアによると李強首相は「北朝鮮との相互理解と友好を深め互いの発展を進めることを望む」と述べた。これに対し北朝鮮・崔善姫外相は「台湾問題など核心的利益に関わる問題で中国の立場を断固として支持する」と述べ、寄り添う姿勢を強調した。今月4日には中朝首脳会談が行われたばかりで、今回の会談は中朝関係の改善をアピールする狙いもあると見られる。齋藤先生は「アメリカを意識してのものでもある。中国と北朝鮮は1950年の朝鮮戦争以来、強い結びつきがある。台湾のことを言っているので台湾有事の際は北朝鮮は出てくるという意思表示でもある」などと述べた。