千葉・八千代市に去年10月に開校した日本語学校では、ネパール・スリランカ・ミャンマーからの留学生65名が5クラスに分かれて授業を受けている。学生のほとんどが将来日本で働くことを目指している。教室は団地の1階にあり、上の階の部屋は生徒たちの寮として利用している。学校はUR都市機構が管理する村上団地の建物だった場所に作られた。村上団地は住民の高齢化と建物の老朽化が課題で、URは2018年に団地の再生を目的に建物2棟を売却する方針を示した。それから2年後の2020年に団地の今後を議論する「村上みらいプロジェクト」が発足した。リーダーの西村誠之輔さんは日本語学校の誘致をURに提案。提案を受けたURは日本語学校を経営する法人に建物を売却し、去年新たな学びの場が誕生した。西村さんは「日本で働くために日本語を学びたいと学生さんが来ることはすごく未来が楽しみになる」などと話した。日本語学校の生徒たちは団地の住人と日常的に声を掛け合う関係になることを目指し、定期的に交流会を行っている。西村さんは「国籍問わず団地のコミュニティに人が入っておしゃべり・挨拶する関係になることの手助けを担っていきたい」などと話した。
