開幕当初村上への配球はストレートが多かったが割合は月ごとに変化し、7月から8月にかけて10%以上減少した。一方で変化球の割合も毎月増減を繰り返し、攻め方を変え続けていた。村上のバッティングが狂い始め、8月の打率は1割台に低迷した。打撃コーチらは球場に設置された高性能カメラで追跡した村上のデータを3D化し、原因を突き止めた。良くないときは左肘が落ちていることがわかり、構えを大胆に修正した。データアナリストの安藤氏は、不調が続く村上の打球速度に注目。実は平均打球速度はリーグトップクラスを維持していた。選球眼も冴えていて、村上が強みを見失わない限り復調のきっかけは掴めると考えていた。
