山形県内ではこの時期、郷土料理「芋煮」がシーズンを迎えるため例年里芋の需要が高まる。県内有数の山芋の産地、山形県・村山市の麿恵美さんの畑では例年通り今月1日から収穫が始まった。今年は猛暑の影響で畑の7割近くで葉が枯れたり葉の色が変わったりして生育不良となっている。また雨の量が少なかった影響も受けていて、木の高さは例年2mを超えるが今年はほとんどが50cmほどの高さで成長が止まっているという。里芋の収穫は来月下旬まで続くが収穫量は例年の半分の2トンほどを見込んでいるという。また山形市の卸売市場でも現在の入荷量は去年の5割ほどにどどまっているという。