尾垣和幸記者のスタジオ解説。東京大会を機にバリアフリーの取り組みが進んだ。都内の地下鉄ではホームドアの設置が進み道路での点字ブロックの整備も行われている。東京都が大会終了後に行った意識調査では都内でバリアフリーが進んだと答えた人は大会前に比べて7ポイント増加した。一方で40%が進んでいないと答えてはおり着実な取り組みが求められている。東京都は去年7月、大会が東京にどのようなレガシーをもたらしたかをまとめた報告書を発行した。しかしこの中では大会のスポンサー契約などを巡る汚職事件や運営業務を巡る談合事件については触れられていなかった。大会が残したプラスとマイナスの面に真摯に向き合いながらレガシーを生かす姿勢が求められている。あすの東京のリアルはインバウンドについてお伝えします。