大会12日目、レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で、文田健一郎選手が金メダルを獲得。銀メダルに終わった東京大会の雪辱を果たした。悔しい結果に終わった東京五輪決勝は、銀メダルに終わった。そこで文田選手は、新たなプレースタイルを模索。守りの技術向上にも力を入れ、攻守のバランスが取れたレスリングを目指した。パリ五輪男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝の文田健一郎と曹利国の一戦で勝利。文田選手は「これが五輪で優勝することか、みたいな。自信をもって“あれが文田健一郎のスタイルだ”と言える。あの銀メダルがあったから、今、金がとれたと実感している」とコメント。