高さ10メートルの台から6回演技を行い、その合計得点で競う高飛び込み。東京大会に14歳で初めて出場して7位に入賞した玉井は、メダル獲得を目指し決勝に臨んだ。水しぶきの少ない正確な入水。安定した演技で4回目を終えて2位につく。しかし、5回目は入水が乱れて大きな水しぶきが上がった。3位に後退して4位の選手とも僅差となる。メダルをかけた最後の6回目は、ほぼ完璧な演技で決勝に出場した選手の中で最高得点となる99.00を叩き出した。玉井は銀メダルで、日本の飛び込み界に初のメダルをもたらした。
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