パリ五輪の最新情報。陸上・女子やり投げで、北口榛花選手(26歳)が日本女子のフィールド種目で初めてのメダルとなる金メダルを獲得した。陸上・女子やり投げ決勝に挑んだ“世界女王”北口榛花選手(26歳)は去年の「ZIPARIS」の特集で、パリ五輪について「東京五輪の学びを生かしたパリ五輪にしたいと思っていますし、雰囲気も楽しみながらパリ五輪に臨めればいいな」と話していた。東京五輪では12位と涙をのんだ北口榛花選手は、“リベンジの舞台”パリ五輪での1投目、いきなり今シーズン自己ベストの65m80を投げてトップに立つ。競技中に話題となったのが、3投目を終えた北口榛花選手が寝そべりながらの“カステラもぐもぐタイム”。その後、最終6投目を終え、1投目がトップの記録となった北口榛花選手は、投てき種目のみならずフィールド種目で日本女子選手史上初の金メダルに輝いた。金メダリストだけが鳴らすことを許されている“勝利の鐘”で、北口榛花選手は絶叫で喜びを表現した。栄光の金メダルを獲得した北口榛花選手は「うれしいけど、うれしいだけじゃ足りないくらい本当に言葉にできないくらいな気持ちで、いまだにまだ実感がわかないです。1投目あれだけ投げられたなら、もうちょっと記録が欲しかったと思いますし、自分の夢の中では70m投げられていたので、ちょっと悔しい部分があるけど、また頑張って(70mを)現実にできるようにしたいです」と語った。