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「東京五輪」 のテレビ露出情報

東京五輪、パリ五輪で金メダルを獲得したスケートボード 堀米雄斗。オリンピック連覇の舞台裏に迫る。パリ五輪の男子予選では予選からハイレベルな争いが行われ、複雑な回転や、ダイナミックなジャンプが繰り出された。東京オリンピクから3年、スケートボードは大きく進化を遂げていた。ストリートは手すりや縁石など街中を模したコースを滑る。どこでどんな技をするのも自由で、技の難度や独創性で得点が決まる。予選22人から勝ち抜き決勝に進んだ8人は東京オリンピックのメダリストたち。日本からは世界選手権王者の白井空良らが登場。中でもナイジャ・ヒューストンはスケートボードがオリンピック競技になる以前からスケートボードの主要大会でほぼ独占し10年以上頂点に君臨してきた絶対王者。堀米は当時の空気に緊張感があり皆勝ちに来ていて気合が入っているように思えたという。
東京五輪でこの種目の初代金メダリストとなった堀米は、その直後のインタビューで期待やプレッシャーがかかっていると話していた。東京五輪が終わると1年間の休養をし大会から離れた。気の合う仲間と撮影やセッションを楽しみ、スケートボード本来の自由なスケートボードに没頭した。大会出場を再開したのは、およそ1年後。1年近く実践を離れていたがプロツアーを勝利。大会ばかりしているとスケートボード本来の楽しみがわからなくなってくるという。ちょうどその頃にパリ五輪の予選大会がスタート。葛藤を抱えたままでは勝てず、アメリカのナイジャはパリ五輪の予選で最多3勝をした。オリンピックに向けて飛躍的な進化を遂げていくライバル達。堀米はおよそ3年、オリンピック予選で一勝もできず、ギリギリでパリ出場を決めるまで、絶望的な状況が続いた。パリ五輪の決勝で、試合はまずコース内を自由に滑るランを2回。45秒間で連続したトリックを行う。そして一つのセクションを選んで大技を狙うベストトリックは5回。それぞれ100点万点で採点でその合計の特点で争う。東京五輪のあとにランから必ず一つ得点が採用されるルールに。世界選手権を参考にすると、優勝の目安は一回あたり92点。堀米はランに課題を抱えていた。東京五輪では、ランを2回失敗し、採用された点数は全てベストトリックのもの。さらにパリへの予選大会ではランの平均得点は75点。苦戦の大きな要因となっている。
最初のランではミス無く乗り切った。コースの両サイドでも技を入れ、切れ間なくランをつなげる。出場選手中最多となる10トリックを詰め込んだ。得点は89.90。それでも優勝の目安の92点には10点以上たりない。白井は東京五輪では優勝候補の一人とされながら予選敗退。去年の世界選手権では堀米を抑え優勝した。ランでは白井が90点台をとった。そして絶対王者のナイジャが登場。スピードとパワーを武器に圧倒するが堀米の前に幾度となく立ちはだかってきたのがナイジャだったという。祖母が日本人だというナイジャは東京五輪に掛ける思いは強かった。しかし結果は7位でその栄冠は堀米に。
2回目のランで、45秒間に大技を3つ組み込む攻めの構成。中でも3mちかく飛びレールを滑る技はスピードとパワー、そしてコントロールが重要でナイジャだからこそできる大技。優勝の目安を軽々と超えた。この時点でナイジャがトップに。後半のベストトリックでは高得点が飛び交う大技の勝負が始まった。スケートボードの技はいくつものトリックが組あわされて出来ている。まずはジャンプ。ボードと体の回転、セクションでの滑り、着地。複雑で高難度な技を組み合わせれば高得点がもらえる。失敗すれば0点に。堀米は海外選手と渡り歩くために徹底的にテクニックを磨き、大会ごとに誰も思いつかない技で世界の頂点を目指した。堀米が通っていたというアメリカ・ロサンゼルスのパークはアメリカに移住んだ後に毎日のようにここで練習で明け暮れていた。堀米が最も得意とするノーリー270系はボードの前を叩き、背中側に回る技。セクションは背中側にあるためにボードを乗せる位置がギリギリまで見えない。見えない中でボードの先端をピンポイントでのせる。この技に巡り合ったのは1本のビデオ。ジーノ・イヌアッチのこの技に自分もいつかできないかと練習していたという。このトリックを磨き続け東京五輪で誰にも真似できない技を進化させた。
堀米はパリではどんな技をみせるのか?ランで4点近く差をつけられた堀米はトップのナイジャを2点上回るトリックを2回決めなければ優勝には届かない。その一回目ではボードの先端を弾き、背中向きに縁石に飛び乗る。飛び上がる動作は堀米の得意とする動きで、これまではボードの先端をセクションに乗せていたのに対しこの技は幅15センチほどの車軸で回る。セクションが見えない中より正確なボードコントロールが求められる。得点は94.16で優勝争いへ。白井は先端を叩き横回転して縁石へ。降りる時に再びボードを回し、一つの技の中で2度横回転。その特点は93.80。次にナイジャは縦回転させたボードを空中でキャッチし、ナイジャが得意とする動き。蹴ったボードを強靭な足腰で抑え込む。得点は92.79。それぞれが得意な動きでトリックを成功させ一回目から3人連続で90点台に。もう一人のアメリカ代表のジャガー・イートンは5歳でスケートボードを始め、実家のパークで英才教育をうけた。アメリカの天才少年と世界から注目された。金目メダルが期待された東京五輪では堀米に敗れ、銅メダルに。その最初のトリックでは着地でバランスを崩すが持ち直し、92.80。
ベストトリック一回目の最高点を出した堀米。しかし縮めた点差はわずか1.37。残り2.10差がある。堀米はこの時に置きに行ったら勝てないと感じていたという。逆転に必要な点数は90点台後半。その得点を狙える技があった。オリンピック最終予選で、パリへの切符を手繰り寄せた大技はボードの先端を叩き背中側に回転し、レールを飛び越えてボードの端で滑る。とんだ瞬間に背中向きになるためいレールは見えず。見えないレールに感覚だけでボードをあわせる。これまではセクションの手前に乗せていたが、新技はセクションを飛び越えて先端で滑る。見えない中で飛距離も必要となる最高難度の大技。しかし大会で成功させたのは一回のみ。堀米はその技にチャレンジするも、レールは捉えたが、着地で重心が後ろに傾いて転倒。トップのナイジャ2回目は再びボードを縦に回すトリックで、着地でバランスを崩すが、強靭な足腰で立て直した。3本全て優勝の目安をこえる得点を記録。ベストトリック2回目は終わった時点で堀米は3位に。逆転に必要な点数は95.33。掘米の2回目でだした大技は高校生の頃に思いついたが難しすぎたが一回も練習をしていなかったという。その3本目、堀米は車軸で乗ってしまい、わずかでもずれれば成功はない。ナイジャは合計点の更新を狙う。しかし3回目で初めての失敗したが大技に挑んでいた。得意の縦回転トリックだがその難度は高い。最も幅の狭い車軸でセクションを滑る。90点台半ばが狙え、決まっていれば堀米に逆転のチャンスはなくなっていたという。
ベストトリック4回目、表彰台を目指し他の選手たちも技のレベルをあげていく。ここまで11個のトリックが成功し、90点台になる戦い。大技を2度失敗し6位にまで順位を落とした堀米。ここでミスをすると後はない。堀米は4回目にも失敗。またも車軸がレールにあたり3度目の失敗に。白井もベストトリックの成功は一回のみで94.21を獲得。ナイジャは優勝を確実にする大技に挑んだ。しかしここで失敗したが車軸をかけしまった。次にジャガー・イートンは空中で回転しボードをかけた状態で縁石を滑る。バランスを大きく崩したが耐えた。その得点は95.25でここまでの最高得点でトップに。堀米が逆転に必要な点数は96.99に。ベストトリック5回目を迎えたが堀米は自信なかったという。しかしこの1本で終わるという気持ちが大会のプレッシャーがかかっていた中で急に嬉しくなったという。そして最後に技を成功させ、今までにない完璧にできたという。その得点は97.08点で大逆転。しかし2位との差は0.10。
4位の白井は最後の挑戦で失敗。ナイジャも失敗し最後のジャガーは失敗に終わり堀米の金メダルが決定した。2028年にはロサンゼルス五輪が開催する。堀米は体が動くまでやっていきたいと意気込みを語った。

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イット!三宅正治の極ネタ!
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