東京五輪の柔道金メダリスト・ウルフアロンが韓国を訪れ、五輪決勝を戦ったチョ・グハムさんと再会した。チョさんは3つ年上の先輩。現在は韓国代表のコーチを務める。重要な客は必ずこの店に連れて来るという。焼酎とビールをミックスする韓国スタイルで乾杯して焼肉を食べた。チョさんは現役時代に東海大学へ練習に来ていて、2人は練習で何回も会っているが、話す機会は2回しかなかったという。東京五輪では延長戦にもつれ込む熱戦となったが、お互いに対策を重ねたゆえの結果だった。ウルフが東京五輪の時の心境を聞くと、チョさんは東京五輪では夢だった金メダルが現実的に狙えると思った。サッカーやバスケなどの競技より一番素晴らしくしたかった。トーナメント表を見てウルフとは決勝で対戦するとわかり、俺のための五輪だと思ったなどと語った。