サッカー日本代表の久保建英選手と内田篤人による対談第2弾。代表では不可欠な存在となったが、その立場を築くまでの成長と考え方の変化について聞いた。3月に行われたW杯アジア最終予選のバーレーン戦について、久保は「この試合でW杯出場を決められなかったら、次の出場はないという気持ちでやっていた」などと語った。幼少期から天才少年として注目を集め、スペインの名門バルセロナの下部組織に9歳で入団。18歳でレアル・マドリードに移籍し、周囲の期待値はさらに高まった。しかし日本代表では活躍できず、今回の最終予選でもバーレーン戦までは出場時間が限られていた。日本代表の森保一監督は「チーム内の序列では久保よりも上がいたことは現実。その中で成長し序列を覆していて、期待している」などとコメントした。久保の考えにも変化があり、「第三者の視点から自分を見られるようになった」という。自らの実力を証明し日本代表のリーダーを任された久保は、明日のインドネシア戦に特別な思いで臨む。内田篤人は「本物の久保建英を次の試合でも見たい」などとコメントした。