アメリカとロシアによる核軍縮条約「新START」が先月5日に失効してから、きょうで1か月となった。新STARTでは両国が配備する戦略核弾頭の数、その運搬手段となるICBMや戦略爆撃機などの数に上限を定めていた。失効により、両国の間に核軍縮条約が存在しない状態となり、核兵器をめぐる各国の競争が加速する恐れも指摘されている。核を保有する国の核弾頭の数の推計。最も多いのがロシアの5459発、次に多いのがアメリカの5177発。両国だけで全体の約9割を占めている。NHKはアメリカの最前線の基地を取材。マイノット空軍基地は東京ドーム約450個分の広さ、関わる兵士などは1万2000人以上。ファストフード店や学校もあり、1つの町のようになっている。「戦略爆撃機 B52」は核兵器も搭載可能、アメリカの核抑止力の象徴となってきた。マイノット空軍基地には戦略爆撃機とICBMの両方がアメリカで唯一配備されているのが特徴。B52は20機以上。中には半世紀以上前から運用されているものもある。部隊の司令官は兵器の老朽化が課題だと認めつつも、核戦力を含む抑止力で日本などの同盟国を守る拡大抑止のためには欠かせない存在だと強調した。配備されている「ミニットマン 3」というICBM。核弾頭が搭載可能で、射程距離は約1万キロ。ICBMは地下にある「サイロ」と呼ばれる縦型の発射施設に格納されている。基地周辺には150のICBM発射関連施設があるという。最後に取材が認められたのはICBMの発射を管理する担当者の訓練施設。「カプセル」と呼ばれるコントロールルームには発射を管理する担当者が常駐している。設備の操作は単独では行えず、2人1組で行う。核ミサイル発射の決定が大統領によってなされた場合に備え、シフトを組んで24時間態勢をとっている。ミサイルが誤って発射されないよう、実際に発射するまでには複雑な手順を踏むことが義務付けられている。
住所: 東京都文京区後楽1-3-61
URL: http://www.tokyo-dome.co.jp/
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