パリパラリンピック柔道女子70キロ級障害の軽いクラスで出場する小川和紗選手は2大会連続のメダルを目指す千葉県市原市出身の27歳。身長1メートル50センチ台と小柄だが、豪快な担ぎ技や体落としを得意としている。初めてパラリンピックに出場した前回の東京大会では女子70キロ級で銅メダルを獲得した。小川選手が数年前まで練習を重ねたのが地元市原市の道場。代表の與儀孝太郎さんは小川選手の強さについて「来たときから素質は十分。彼女は力が強い」などと話していた。生まれたときから視覚障害があった小川選手は中学生から柔道を始めて盲学校卒業後には視覚障害者柔道に転向した。今大会でさらなる高みを目指す小川選手にエールを送った。小川選手の出場する女子70キロ級障害の軽いクラスは日本時間の今月6日から7日の未明にかけて行われる。