近年日建設計では街もデザインする仕事が増えている。東京駅八重洲口はかつては、百貨店がどんと建ち、緑も少なく憩える空間がなかった。しかし2013年に、それが一新。グランルーフという船の帆をイメージしたデザインに。全長230mで2階はテラスになっていて新幹線を待つ人や食事をする人など思い思いに過ごしている。当時、グランルーフのプロジェクトマネージャーをしていたのが大松。テーブルや椅子を置くように提案したというが、今ではパブリックスペースとして誰もが気軽に利用できる。大松は東京大学の建築学科を卒業後に1983年に日建設計に入社した。主に都市開発部門でさいたま新都心や渋谷の開発を担当していた。そんな大松の転機になったのは東京ミッドタウン。六本木の旧防衛庁跡地をオフィスや商業施設、ホテルやマンションなどに生まれ変わらせる大規模な再開発。全て自社で設計すれば日建設計にとってはビッグチャンス。しかし大松は6つある建物全ての外装デザインを国内外の建築家や設計事務所に以来。日建設計は黒子にまわり、契約上の手続きや意見の集約などコーディネーター役として裏方を担った。21_21 DESIGN SIGHTを担当した安藤忠雄は、提案したのは三角形の建物で大半は地中に埋まるという難しいデザイン。日建設計が調整役としてサポートした。しかし時は平成不況の真っ只中。外部に発注することに大反発があった。
住所: 東京都港区赤坂9-7-1
URL: http://www.tokyo-midtown.com/
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