脱炭素社会を実現していくために欠かせないものが、再生可能エネルギー。中でも今、注目されているのが日本生まれの次世代型ソーラーセル。ソーラーセルとは太陽電池のこと。光エネルギーを電気に変換する発電機。最近では一般家庭の屋根や広い場所に大規模に設置されるなど、普及が進んでいる。このソーラーセルが今、大きく進化しているという。東京都にはそんな次世代型ソーラーセルをすでに利用している施設がある。それが国内外の観光客などが利用する海の玄関口・東京国際クルーズターミナル(江東区)。次世代型ソーラーセルがあるのは柱の表面。その大きな特徴は薄くて軽く曲げることができるということ。ターミナルの利用者を出迎える大きくTOKYOと書かれたサインの明かりを灯すのに、発電した電気が使われている。東京都では省エネについての情報を発信している。家庭の省エネハンドブックは、家庭でできる省エネの工夫や補助金の情報などを詳しく知ることができる。