今月24日、パリ五輪2024 サッカー女子アジア最終予選が行なわれ、日本は北朝鮮と試合をした。本来、ホーム&アウェー方式で最終予選が行なわれるが、北朝鮮・平壌のスタジアムで予定されていたが、フライトや会場周辺の設備などで問題があり再調整となった。そして、試合3日前に、サウジアラビアででの開催が決定したという。北朝鮮事情に詳しい辺真一編集長によると、日本の選手団が北朝鮮に入国する際の飛行機の便がないことや、日本の要求に北朝鮮が応えられない不備の問題があることから、このような開催の混乱になったという。サッカーは北朝鮮の国技で、金正恩総書記の肝いり事業となっている。北朝鮮では、2013年にサッカーエリート養成学校が開設され、2019年の取材時には6~17歳の子ども約230人が通っていた。学校には専属の栄養士も在籍していた。また、試合で好成績を挙げた選手には労働党員の資格やマンション、車などが与えられるという。日本は、北朝鮮によるミサイル発射への制裁として、北朝鮮籍の人の入国は原則禁止としているが、今回はスポーツ交流のため、特例として北朝鮮選手団の入国を認めたという。明日、国立競技場で、日本と北朝鮮による第2戦が行なわれる。
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URL: http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/
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