「サザエさん」は、昭和21年4月に、福岡の地元紙フクニチ新聞で連載がスタート。昭和49年まで連載され、作品は6500以上にのぼる。連載初期、サザエさんの服は4年以上、白と黒のスタイルだった。作者の長谷川町子の狙いで、読者に馴染み深いマンガになるまでは、主人公は一定のユニフォームがいいと考えたことと、終戦翌年の昭和21年に連載がスタートしたことから、地味な服装にしたという。読者から、サザエさんが可哀想すぎるなどと苦情が入り、サザエさんは毎回違う服装になり、華やかなスタイルになっていった。昭和41年には、父親の波平と別れた後、いつものスタイルからミニスカートに変身するという話もあった。昭和42年、ミニスカートの女王と呼ばれたイギリスのモデル・歌手のツイッギーが来日し、日本で一大センセーションを起こした。戦時中の抑圧された生活から解放された女性の象徴とも言うべき存在がサザエさん。
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URL: http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/
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