東京メトロがきょうからイギリス・ロンドンの地下鉄の運営事業に携わる。ロンドンの地下鉄は遅れや運休が多く、東京メトロのノウハウに期待する声は大きい。ロンドン市交通局によると、東京メトロと住友商事など3社の合弁会社が25日から地下鉄エリザベス線の運営に携わる。東京メトロからは2名が派遣され、業務の最適化などを進めるという。ロンドン市交通局のハワード・スミス氏は「日本や東京で目にした定時運行が徹底され成功した鉄道の事例を念頭に置いていた」と述べた。東京メトロが海外の鉄道運営事業に参画するのは初めてで、契約期間は最長9年半。