東京などに住む事実婚や法律婚の男女10人は夫婦別姓を認めない民法や戸籍法の規定が憲法に違反するとして国に対し別姓のままでも結婚できることの確認などを求めている。きょう東京地裁で開かれた第1回口頭弁論で原告で事実婚の女性は法律婚ではないことでさまざまな場面で不利益を受け不安を感じてきた。家族との日々は不安や不利益と背中合わせの薄氷の上を歩いているような毎日だと訴えた。一方、国側は争う姿勢を示した。夫婦別姓を巡っては最高裁大法廷が2015年・2021年に合憲と判断していて、集団提訴は今回で3回目。
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