トランプ大統領が21日に「ミスター手遅れ」と罵ったのは、金利の上げ下げなどの金融政策などを行うFRBのパウエル議長。FRBは政府から独立した存在だが、利下げに身長なパウエル議長に圧力をかけ解任にまで言及していた。こうした流れを受け東京外国為替市場では22日、ドルがすべての通貨に対して下落し、一時1ドル139円台後半まで円高ドル安が進んだ。すると翌日、前言を撤回しパウエル議長を「クビにするつもりはない」と名言した。市場の反発が想像以上だったことが大きく関係したとされている。こうした中、日本時間の明日に加藤財務大臣がベッセント財務長官と協議する予定となっている。