東京大学総合研究博物館の海部陽介教授らで作る研究チームが、推定の身長が約1メートルと世界で最も小さな人類の化石がインドネシアの離島にある約70万年前の地層から見つかったと科学雑誌「ネイチャーコミュニケーションズ」で発表した。インドネシアのフローレス島にある洞窟ではおよそ6万年前の地層から推定身長1メートル6センチのフローレス原人の化石が見つかっていたが、その後2013年に研究チームが洞窟から離れた盆地にあるおよそ70万年前の地層でこの原人の下あごの骨と歯の化石を発掘した。見つかった化石のレプリカなどは東京・千代田区のインターメディアテクで10月6日まで展示されている。
住所: 東京都文京区本郷7-3-1
URL: http://www.um.u-tokyo.ac.jp/
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