ノーベル賞を受賞した北川進氏の多孔性金属錯体について、東京大学薬学部教授の池谷裕二は「金属と有機物を交互にくっつけることで結晶化する。中がスカスカで表面積が増え、1gでも表面積がサッカーフィールド位になったりする。中にいろんなものを封じ込めることができる。水素やメタンガスなどの気体は運搬が難しいが、多孔性金属錯体を使うとぎゅっと封じ込めることができる」などとコメント。伊沢拓司は「受賞したのは90年代の論文で、その頃日本は基礎研究にお金を投じていた。その後デフレになってから、実用性を重視する傾向が強まってきた。役に立ちそうな見た目をしていない基礎研究もあり、そういったものに目を向けることが必要」などとコメントした。
