感染者数が増加に転じたインフルエンザ。感染を防ぐために重要なのが免疫力だが、中でも「IgA」という抗体が大きな役割を果たすという。東京歯科大学市川総合病院・寺嶋毅教授によると「鼻とか喉とか病原体が入ってくるところで働く免疫。IgAはとても重要」とのこと。IgAは主に鼻や喉の粘膜にある抗体でウイルスなどの異物を防ぐ役割がある。どうすれば増えるのか。寺嶋教授によると、ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食べ物、食物繊維の多いもの、納豆などの発酵食品が分泌を促すとされるとのこと。また入浴でリラックスすることや軽い運動も効果的。一方で激しい運動やストレスは減少させる。