去年は日本が輸入した原油のうち9割以上がホルムズ海峡を通過していたが、今、政府や石油の元売り会社は中東以外からの調達を進めている。今月7日にはアメリカのアラスカ州とアフリカの南スーダン産の原油が情勢の悪化後初めて日本に届いた。届いたのは15万リットル余で国内消費量の約半日分になる。政府によると調達を進めたことで先月は去年の月平均の6割ほどを確保、今月は8割ほどを確保できる目処がついたという。国際的な原油価格はイラン情勢悪化前より3~4割ほど高い状況。大手スーパーではプラスチック製容器の価格が約2割上がったとして惣菜などの販売方法を見直している。資源エネルギー庁の細川成己統括調整官は「原油やナフサ由来の石油化学製品は全体として確保しているものの供給の偏りも。企業から相談を受けた場合は各省庁と連携し対応していきたい」としている。
