平田雅哉は小学校を3年で中退し大工だった父の手伝いを始めるが折り合いが悪く茶室専門大工・藤原新三郎に弟子入り。数寄屋建築の技術を学び独学で設計図まで手掛けるようになり30歳で独立。代表作の一つは西村屋本館。注目を集めたのは大工の腕前だけではない。自伝「大工一代」が話題になり後に映画まで製作された。現場で出た端材を使って遊び始めた彫刻だったがその作品はプロをも唸らせる技工に満ちていた。しかしその所在が確認できるものは極めて少ない。
住所: 東京都港区白金台5-21-9
URL: http://www.teien-art-museum.ne.jp/
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