東京都立青鳥特別支援学校のベースボール部は1年生6人・2年生4人で、ほとんどが入学してから野球を始めた。全員軽度の知的障害などがあるが、去年の夏から特別支援学校初の単独チームとして高校野球の公式戦に参加。まだ1点も取っていない。元メジャーリーガーの岩隈久志さんは、知り合いの紹介が縁で部員たちとの交流が始まったという。クマガイ・クリストファーくんは入学して野球と出会い、秋に志願して捕手になった。司令塔としてチームを引っ張る心構えを学んだ。学校以外でも自主練習に励んでいる。クマガイくんの大きな課題は、ピッチャーの球を上手く取れない。さらに、まだ試合でヒットを打ったことがない。目標は、1点でも取ること。
迎えた試合当日。会場にはクマガイくんの家族も集まった。対戦相手は、都立産業技術高等専門学校。味方のエラーなどもあり、次々と点を入れられてしまう。クマガイくんも得点を許してしまった。その後もエラーを重ねてしまう。クマガイくんは動揺しているピッチャーに声をかけ、なんとかピンチを切り抜けた。キャプテン八木くんが相手のエラーで出塁し、チーム初となる盗塁を成功させた。クマガイくんの大きな当たりはセンターの頭上を越え、ベースボール部初の1点を獲得した。
迎えた試合当日。会場にはクマガイくんの家族も集まった。対戦相手は、都立産業技術高等専門学校。味方のエラーなどもあり、次々と点を入れられてしまう。クマガイくんも得点を許してしまった。その後もエラーを重ねてしまう。クマガイくんは動揺しているピッチャーに声をかけ、なんとかピンチを切り抜けた。キャプテン八木くんが相手のエラーで出塁し、チーム初となる盗塁を成功させた。クマガイくんの大きな当たりはセンターの頭上を越え、ベースボール部初の1点を獲得した。