東京都議会議員選挙について。東京都はこれまで経済的な理由や未婚の若い世代が多いことなどが出生率が低い要因と考え、マッチングアプリ運用、妊娠時や出産後などに17万円分を支援するなど様々な支援を独自に打ち出してきた。東京都は去年の婚姻数が前年比6.5%増加したとしている。ただ、去年の東京都の合計特殊出生率は全国の都道府県で唯一1を下回っている。すでに子どもがいても次の子を生み育てるのは難しいと考える人も。理由の1つは保育園の環境。都内の待機児童数は10年前の20分の1ほどに減少したが、希望する園に入れない子どもも多いという。都議選候補者へのアンケートで、最優先の少子化対策は、「若者の所得向上など」が49%、次いで「子育て世帯の経済的支援」などとなった。