今日午後、都内で開かれた会議には全国の警察の捜査幹部など300人余が出席した。この中で露木長官は闇バイトなどを実行犯にした特殊詐欺や強盗など繁華街で白昼堂々行われる強盗など、犯罪情勢がこれまで想定できないような態様に拡大しているとした上で、「グループの実態を解明し、あらゆる刑罰法令を駆使した戦略的な取締を行うことが重要。」などと述べた。警察当局はSNSなど緩やかな結びつきで離合集散を繰り返す犯罪集団を今年に「匿名・流動型犯罪グループ」と新たに位置づけ、捜査体制を強化している。露木長官はこうした犯罪グループの資金の流れを追跡することで首謀者の捜査に繋げること、指示役などを検挙する為に外国捜査機関と積極的に連携を図ることなどを指示した。