東京都は電力を「へらす」「つくる」「ためる」という「HTT」をキーワードに脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進している。積水ハウスの住宅展示場には容量3kWの瓦型太陽光発電システムが設置されている。3kWで都内4~5人家族の年間電気使用量の約半分をまかなえる。3kWの太陽光発電を1年間続けた場合、CO2削減量は約1950kg、スギの木約140本文の年間CO2吸収量に相当する。太陽光で作った電気をためることができる蓄電池は4kW。さらに、住宅の断熱効果を高めることで電気の使用量をへらすことにつながる。東京都では太陽光発電設備や蓄電池などの設置費用の一部を助成する事業を行っている。