- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 桐谷美玲 山崎誠 忽滑谷こころ 直川貴博
オープニング映像が流れた。
天皇皇后両陛下と愛子さまはきょう午後1時頃、特別機で那覇空港に到着し、沖縄県の玉城デニー知事らの出迎えを受けられた。愛子さまが沖縄県を訪問されるのは今回が初めて。ご一家は午後3時前、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑を訪問された。沖縄戦で命を落とした方々の遺骨が納められた納骨堂を前に、テッポウユリやトルコギキョウの花を備え、深々と頭を下げられた。その後出迎えた沖縄戦を体験した人々や遺族ら一人一人にじっくりと声をかけられていた。さらに午後3時半過ぎには沖縄戦で亡くなったすべての犠牲者、24万人の名前が刻まれた記念碑「平和の礎」を訪れ、先月新たに設置された戦没者342人の刻名板の前で真剣な表情で説明を聞かれた。ご一家はこのあと沖縄県沖縄県平和祈念資料館で戦争体験者や語り部、遺族らと懇談される予定。
長嶋茂雄さんの訃報から一夜、けさ松井秀喜さんが弔問に訪れ長嶋さんへの思いを語った。約2時間の弔問を終え取材に応じた松井さんが語ったのは恩師への感謝の気持ちだった。「監督との出会い 縁がなければ松井秀喜という野球選手は全く違った野球人生を送ったと思う。長嶋監督と生前約束したこともあるがここではお話できないが、その約束を果たしたいと思っている。」などと話した。
今週月曜時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットルあたり174円30銭と先週比3円30銭値下がりした。6週連続の値下がりとなり2024年3月以来1年3ヶ月ぶりの安値となる。政府は先月22日から石油の元売り各社に対しガソリンの店頭価格が10円下がるよう補助金を段階的に増やし支給しているが、その効果が現れたかたちだ。あすから1週間は補助額を9.4円に増やし来週木曜には補助額が定額の10円となる。
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永尾柚乃ちゃんや山寺宏一さんたちキャスト陣が登場したのは映画「リロ&スティッチ」の上映会イベント。映画は2000年代にブームとなった「リロ&スティッチ」の実写版。イベントではハワイアンの名曲「アロハ・オエ」が披露された。柚乃ちゃんはこのために覚えてきたというフラダンスを踊り会場を和ませた。
パリオリンピック日本代表の富永啓生選手がBリーグのレバンガ北海道と来シーズンの契約を結んだことが発表された。富永選手は21歳で日本代表に選出されると3Pラインよりも遠い位置から決める通称「ディープスリー」を武器に大活躍。一昨年のワールドカップでは48年ぶりのオリンピック自力出場の快挙に大きく貢献した。アメリカの大学を卒業し、プロ1年目の今シーズンはNBA下部のGリーグでプレー。「来シーズンの日本での新たなスタートに向け、レバンガ北海道のチームカラー・緑を使い“Bリーグ初制覇”に貢献できるよう3PSを武器に全“緑”で頑張ります」とコメントした。
「人生が変わる1分間の深イイ話」の番組宣伝。
アメリカのトランプ大統領は3日、海外から輸入する鉄鋼とアルミニウムへの追加関税を現在の25%から50%に引き上げるよう命じる文書に署名し、追加関税の引き上げは日本時間のきょう午後1時1分に発動された。トランプ氏は文書で「関税を引き上げることで鉄鋼・アルミ製品の輸入による国家安全保障上の脅威を軽減・排除できると判断した」と説明した。トランプ政権は今年3月、鉄鋼とアルミニウムへの25%の追加関税を発動していた。トランプ氏は先月30日、「関税を50%にすれば誰もフェンスを乗り越えることはできない」と主張するなど国内産業を保護する姿勢を改めて強調したかたちで、各国との関税協議に影響を与える可能性がある。
大雨のなか鳥取砂丘に集まったのは20~30代の男女18人。その目的は鳥取県とマッチングアプリの運営会社が開催する出会いを手助けするイベント。きょう発表の厚生労働省の調査では去年の日本の出生数は68万6061人で過去最少小を更新した。そのなかでも鳥取県は出生数が全国で最下位。未婚率の上昇に加え若者が都市部へ流出するといった地方が抱える課題もある。そこで婚活ではなく「恋活」イベントとして参加者のハードルを下げて出会いの場を広げたいと去年から開催。若者のハードルを下げる工夫はイベントの仕方にもあった。前半に借り物競争などで競争したあとはアプリで「いいね」を送りマッチした人と通話したあとに出会う方式。対面でたくさん会話したのに「ごめんなさい」と断られる可能性をなるべく回避しているという。鳥取県が目標としている年間の成立カップル数は500。イベントで出生数増加に直接つながるのかなどの懐疑的な声もあるが、県はまず出会う機会を作ることが大事だとしている。婚姻関係が15年以上続く夫婦を対象にした調査では9割以上子どもがいるという報告もある。一方でそもそも出会いを求める人の3割ほどしか交際に進めていないというデータもある。このイベントでは最終的に全体の半数以上の28組が成立しまずはお友達からのお付き合いが始まる。東京都や愛媛県などでは独自のマッチングアプリを活用するなど自治体も様々なかたちで少子化対策に本腰を入れている。
この日診察にやってきた松田さん、3年ほど前から物忘れに悩まされて支えがないと歩くことができない。松田さんの認知機能を調べる検査は、今年の1月9日に行われた。認知機能の低下の症状は、ハキム病が原因だと医師が判断した。ハキム病とは、頭に脳脊髄液がたまる病気だという。主な症状は、歩行障害・認知障害・排尿障害。認知症が疑われるとき、その原因として最も多いのはアルツハイマー型認知症で、ハキム病は数%といわれているが実態は掴めていない。ハキム病と診断された場合、水を抜く手術をすることで認知症の改善が期待できるという。ハキム病という病気は、医師の中ですらあまり知られていない。3年前にハキム病とと診断された上野さん。当時は家族が話しかけてもほとんど反応せず、歩くことも困難だったそう。上野さんの家族はハキム病の存在を知らなかったという。発覚したきっかけは、転んで頭を打ったときに受けた検査だった。それによって頭に髄液がたまっていたことがわかったのだ。約2年前に手術を受けた上野さん、今では家の中では杖なしで歩けるようになり、ラジオ体操ができるようになるまで回復した。専門医がいなくてもハキム病をみつけることができないか、いまそのためのある取り組みが進められている。訪ねたのは、ハキム病専門科の山田医師。ハキム病の診断をスマホアプリを使って行うという。AIでハキム病患者者の歩き方を解析する。診断のサポートするアプリは他にも研究されている。現場でもこの試みははじまっている。今年1月に検査を受けた松田さん。その後1月末に手術をし、番組は4月に松田さん宅を訪ねた。手術前の検査と同じ質問をしてみると、正確な回答が返ってきた。会話だけではなく、歩き方も徐々に改善しているとのこと。
昨日行われた韓国の大統領選挙で、共に民主党の李在明氏が当選した。李大統領は前政権を痛烈に批判した上で、国民に向けて「完全に新しい国を作るという切実な願いにこたえる」と強調した。その上で、「選挙で誰を支持していたとしてもすべての国民に仕えるみんなの大統領になる」と述べ、尹前大統領の非常戒厳をきっかけに分断が進んだ韓国社会を結束させると強調した。李大統領は尹大統領の罷免を受け、引き継ぎ期間はなしで今朝から就任し、午後から本格的な執務にあたった。李大統領は1964年12月生まれの60歳。貧しい家庭で育ち、高卒認定試験を受け大学へ。弁護士として活動していた。9人きょうだいの7番目で、家庭の事情で中学進学できず、13歳で工場などで働いていた。工場で味わった暴力や貧困から逃げるため猛勉強。眠さに勝つため机に画鋲を巻いて勉強した。李大統領は2010年に城南市長、2018年京畿道知事、2022年国会議員となった。これまで日本については「侵略国家」、「敵性国家」と表現し、厳しい発言をするなど、対日強硬派として知られていた。韓国のトランプとも呼ばれ、おととし福島第一原発の処理水放出を巡っては、処理水を「核汚染水」と呼び、断食をして抗議。19日目に脱水症状などで搬送された。李氏が大統領に就任したことについて、石破総理は「胸襟を開いて韓国とのつながりを強くする努力をしたい」と述べた。一方、外務省の中堅職員からは「当初はもう終わりだと思ったけど、発言かなり修正している。日韓関係ある程度ちゃんとやっていこうというつもりはあるんだろう。でも彼は世論に迎合的なので安心できない」としている。
LIVE韓国・ソウル。対日強硬派で知られるものの、李大統領は選挙期間中は日本は重要なパートナーと位置づけるなど、トーンを落としていた。選挙戦で優位が伝えられる中、さらに票を上積みするため、姿勢を転換することで無党派層の取り込みを図ろうとしたのではとみる関係者が多い。ソウルの町中には日本語の看板を掲げる飲食店も多く、特に若い世代を中心に日本に有効的な考えの人も少なくない。日韓の有効的な関係はもはや当たり前と考える層を取り込むため、冷水をかけるような対日強硬路線をあえて封印したという見方。李大統領は自らを現実主義者と主張していて、日韓関係筋は常に何が一番得かを考えていて、今は日本と仲良くしておくのが得策と考えたのではと指摘している。
ファンを大切にし、ファンに愛された長嶋茂雄さん。思い出されるのは50年たった今も語り継がれる引退の名シーン。父親が長嶋さんのファンだったという人は「他のチャンネル見せてもらえなかったくらいずっと巨人だった。」などと話す。憧れは若い世代も。小学生のときから野球をやっているという20代の男性は「バッティングのところとかは高校になってからSNSも普及して昔の映像とかも見られるようになってみせてもらったり、あとはメンタル。対談とか話している中でどういう心の持ちようで試合に臨むとか、偉大すぎるというかとんでもない憧れがある。自分もそうなれたらいいなと思って過ごしてきたが、この年になってよりとんでもない存在だったと気付かされた。」などと話した。選手が活躍したときや優勝の瞬間、ベンチからすぐ飛び出して喜ぶ長嶋さんの姿が印象的だったという人もいた。
桐谷さんは長嶋さんについて「物心ついたときから巨人の監督で、巨人=長嶋監督というイメージがあるくらい当たり前のようにスターとして存在していた方。いつでも私達を楽しませてくれる方で改めて偉大さを感じた。」などと話した。
戦後80年の節目となる今年、沖縄の地へ降り立った天皇皇后両陛下と愛子さま。沖縄県を訪問されるのは両陛下は3年ぶり、愛子さまははじめて。今日と明日の2日間、戦没者を慰霊される天皇ご一家を歓迎する声があがった。戦時中壮絶な地上戦で約20万人が犠牲となり、戦後も基地の島として大きな負担がのしかかる沖縄。こうしたなか、天皇ご一家がきょう訪問されたのは、糸満市にある「国立沖縄戦没者墓苑」。花を受け取ると、沖縄の地上戦で亡くなった人々の遺骨が眠る納骨堂の前で、一礼。そして、花を手向け再び深く頭を下げられた。その後、天皇ご一家は遺族の声などに、じっくりと耳を傾けられた。午後3時半すぎ、天皇ご一家は沖縄戦で亡くなったすべての犠牲者の名前が刻まれた記念碑「平和の礎」の前に。戦没者342人の刻銘版の前で説明を聞かれた。一方できょう、天皇ご一家が訪問された場所の近くで抗議デモが発生。昭和天皇の戦争責任をめぐり、複雑な重いを抱き続ける県民がいるのも事実。
戦後80年の節目にあたり沖縄を訪問されている天皇皇后両陛下と長女の愛子さま。戦前、昭和天皇は軍の最高指揮官の立場にあった。天皇の名のもとに戦争へと突き進んだ日本。沖縄の激しい地上戦は県民を巻き込み、約20万人の命が失われた。こうして、沖縄の人々には皇室への複雑な感情が根強く残った。昭和天皇の訪問は沖縄返還の翌年に模索されたが、警備上の不安もあり実現には至らず。その後も昭和天皇は訪問を切望していましたが、手術などが重なり、断念することとなった。戦後、皇室の一員として初めて沖縄を訪問されたのは上皇ご夫妻。終戦から30年経ってからだった。ただお二人がひめゆりの塔を訪問された際、火炎瓶が投げつけられた。さらに1987年に再び上皇ご夫妻が沖縄を訪問された際は、掲げられた日の丸が引き下ろされ、焼かれる事件も起きた。それでも訪問を続け、県民一人一人に言葉をかけられてきた上皇ご夫妻。戦争の時代を生き抜いてきた2人の思いを引き継がれたのは戦争を直接知らない世代である天皇陛下。1987年の初訪問以来、様々な行事に出席するため度々沖縄を訪問されてきた。陛下が大切にされてきたのが戦争の記憶の継承。その思いはさらに次の世代である愛子さまにも。沖縄の本土の小学生が記者の仕事を体験しながら互いの歴史や分化を学ぶ豆記者交歓会。愛子さまは2歳のときに陛下に手をひかれ初めて豆記者と交流。中学3年生になった2016年には同世代の豆記者たちに様々な質問をされた。ご両親や祖父母の気持ちを受け継ぎ、思いを寄せられてきた愛子さま。中学の卒業文集には戦争に対する思いを綴られていた。今日、愛子さまは初めて沖縄をご訪問。愛子さまは両陛下とともに今日、明日沖縄の地で戦争の記憶と向き合われる。
備蓄米の放出を巡っては政府はこれまでに61万トンの放出を決めているが、残りの約30万トンの使い道が焦点となっている。この使い道について、小泉農林水産大臣は「お米は食用米だけではない。コメの価格の高騰を落ち着かせるためにできることは全部やる」と述べ、備蓄米を酒・みそなどの加工用としても放出することを検討していると明らかにした。来週、酒・みそ造りに携わる関係者と面会した上で正式決定したい考え。