LIVE韓国・ソウル。対日強硬派で知られるものの、李大統領は選挙期間中は日本は重要なパートナーと位置づけるなど、トーンを落としていた。選挙戦で優位が伝えられる中、さらに票を上積みするため、姿勢を転換することで無党派層の取り込みを図ろうとしたのではとみる関係者が多い。ソウルの町中には日本語の看板を掲げる飲食店も多く、特に若い世代を中心に日本に有効的な考えの人も少なくない。日韓の有効的な関係はもはや当たり前と考える層を取り込むため、冷水をかけるような対日強硬路線をあえて封印したという見方。李大統領は自らを現実主義者と主張していて、日韓関係筋は常に何が一番得かを考えていて、今は日本と仲良くしておくのが得策と考えたのではと指摘している。