東京・上野動物園のリーリーとシンシンが高血圧の治療のため来月、中国に返還されることとなった。上野動物園のジャイアントパンダでオスのリーリーとメスのシンシンは双子のパンダ、シャオシャオとレイレイの親でことしで19歳となる。都によるとリーリーとシンシンについて去年から2頭とも高血圧の症状が確認され降圧剤を投与しても改善が見られなかったという。協定では再来年まで飼育管理されることとなっていたが都と中国側との協議の結果、生まれ育った環境での治療が望ましいとして来月29日に返還されることが決まった。これを前にお別れイベントが行われ来月3日からはパネル展が、来月15日からはオンラインで2頭へのメッセージ募集が始まる。また観覧できるのは返還される直前の来月28日までで28日、午後3時からの最終観覧は抽せんとなっていて申し込みはインターネットで来月3日から受け付けることにしている。