来年度都が整備する計画の世界最大級の噴水。東京・港区のお台場海浜公園の水域に高さ150m、横幅250mの噴水をつくる計画。その整備費用について都は「精査中」としていたが、総事業費は約26億4000万円に上り、維持管理には年間1億5000万円〜2億円を見込んでいることを明らかにした。都の試算によると噴水によって台場地区を訪れる人は年間で250万人増え、98億円の経済波及効果が見込まれるという。地元の事業者などからはコロナ禍でオフィス需要が減った、り商業施設が閉鎖したりしたことなどで地域の活性化を求める要望が上がっていたという。都の担当者は「噴水を臨海副都心の新たなランドマークとして地域の魅力向上につなげたい」と話していた。