兵庫県・斎藤元彦知事をめぐって選挙戦でのPR会社への金銭の支払いが公職選挙法に抵触する可能性が指摘されている。これに対し斎藤知事は改めて違法性を否定した。斎藤知事はきのう、東京都内で行われた政府主催の全国知事会に姿を見せ、出席した知事らとあいさつを交わした。一方で記者に囲われ、問題の釈明に追われる一幕もあった。選挙戦ではネット上で支援の輪が広がり再選を後押ししたとされる一方、兵庫県内のPR会社への金銭支払いが公職選挙法に抵触する可能性が指摘されている。PR会社代表がネットに公開した記事では、「私が監修者として運用戦略立案・アカウントの立ち上げなど責任をもって行い運用してきました」などと記載されているが、総務省は選挙運動を行った人物に報酬を支払った場合、買収罪が適用される可能性を指摘している。斎藤知事は報道陣に対し、違法性についての指摘を否定してる。