大丸東京店で人気の弁当がミルフィーユ海鮮丼「ドリームプリティミルフィーユ」。上にはいくらやあわびなどが盛られ、下の層には高菜やサーモンなどが入っている。1日700食売れたこともあるという。こうした重ねるグルメが広がっている。スシローでは、去年10月から、サラダパフェを販売。全国に41店舗を展開する鮮魚店「魚の北辰」では、スポンジに見立てた酢飯を新鮮な魚介で彩る「ショートケーキちらし」が人気。東武ストアでは、色とりどりの野菜が層となり、その上にローストビーフなどが乗った「ミルフィーユサラダ」を販売。東京や神奈川を中心に展開するビオセボンでは、チーズクリームとクランブルクッキー、スポンジが層になったレイヤーチーズケーキを販売。効率と味を重視した重ねるグルメのレシピ本も登場。エリンギなどの野菜を粗みじん切りにし、鍋底に塩を振ったら、水分の多いエリンギから入れ、ピーマン、玉ねぎ、にんじんの順に重ねる。冷凍肉をそのまま重ね、水を加えて弱火で15分ほど煮る。最後にカレールーを加えればキーマカレーの完成。野菜を一口大に切り、塩を振った鍋に、えのきから入れ、最後に鶏もも肉を切らずにそのまま乗せる。水を加えて弱火で25分煮る。最後に調味料を入れて煮込んだら肉じゃがの完成。