トクリュウなど犯罪グループが実行役を集める方法が今、巧妙化している。東京都によると従来の闇バイトの募集では「段ボールを運ぶだけ」など具体的な業務内容を記載されている内容だった。これが最近は「どなたか人材紹介していただけませんか?」という内容で、人材派遣をにおわせた上で具体的な業務には言及せず闇バイト感を封印。また、バイトの報酬にも変化が見られ、従来なら「高額報酬」「高収入」だったが、最近は「日給1万円程度」と高すぎない金額を設定することで闇バイトと気づかずに応募させる例もある。また、応募者の不安を払しょくさせるためか「上場企業の仕事」「行政の許可を得ている作業」など嘘で権威付けを行う例も。最近は若者だけでなく高齢者も加害者になっているケースも。東京都によると特殊詐欺の被害者から金を受け取る受け子として約1600万円を騙し取ったとして2023年に当時84歳の男に実刑判決が言い渡された。男はギャンブルで借金をしておりSNSで闇バイトに応募。こうしたケースの背景には高齢になっても働きたいというニーズが高まっているから。最近は年齢を問わない闇バイトの募集も増えている。犯罪ジャーナリスト・石原行雄は「2018年ごろから個人情報や家族の情報を送らせる手法が確立されて以降、相手を説得して取り込む必要がなくなった。個人情報を抑えた後で騙して仕事をさせ、嫌がったら脅せばいいという手法が出てきてから、誰でもひっかけて騙して脅してやらせるということが出てきた」などとスタジオでコメント。警視庁による“トクリュウ”犯罪検挙者(去年)は10代が約15%、10代20代合わせると約58%。
