東京電力は福島第一原発2号機で今年度後半に計画している燃料デブリの試験的な取り出しに向けて、格納容器内部に通じる配管の蓋を開ける作業に着手した。蓋は隙間ができる程度に開き、東京電力は今後燃料デブリの取り出しに向けた作業の進め方を検討することにしている。原子炉や格納容器の中には合わせて880トンの燃料デブリがあると推定されているが、2号機での試験的な取り出しで回収できる量は数グラム程度にとどまる見通し。
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