東京電力福島第一原子力発電所で処理水の放出により空になったタンクの解体作業がきのうから始まった。初日はタンク上部の「フタ」が5枚に分けられて撤去された。解体が決まっているのは21基のタンクで、空いたスペースには燃料デブリ取り出しのための施設などが建設される計画。おととし8月に始まった処理水の海洋放出は敷地を圧迫する1000基余りのタンクを減らすことが大きな目的。これまでに通算10回、タンク78基分が薄められて海に放出されている。
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