働く社員に直撃インタビュー。東京都中央区・聖路加タワーにある三機工業は創業から99年。年商2219億円。従業員約2100名。会社は建物の内側の設備を施工する。社員の人達が辞めない理由は「建物に命を吹き込む事がやり甲斐」「形になるので達成感を感じやすい」「仕事を家族に自慢出来る」「規模の大きい建物に関われること」「職人さんとの仕事が楽しい」などの声が聞かれた。インタビューをした西村さんが監督をしている現場を見学した。現場監督は作業の進行だけでなく安全管理も大きな役割となっている。現場監督はみんな研修施設で安全や技術を学んでいる。入社5年目の高矢さんに聞いてみると「研修を楽しんでもらえることがやりがい」と話した。研修施設ではVRを使った研修プログラムも行っている。再び辞めない理由を調査すると「大好きな工場の設計に携われるから」「子育てへのサポート体制が整っている」などの声が聞かれた。また、入社5年目の塩原さんは南極観測隊に参加した事があるといい、昭和基地で発生する生活系の廃棄物の処理と管理などをしていたという。昭和基地には三機工業製の汚水処理設備があり運用する期間に毎年1～2名出向しているという。塩原さんの辞めない理由は「また南極に行きたいから」だった。