新卒の退職代行の利用者数は、5月が最も多い。コロナ禍にアメリカで広まった「静かな退職」は、キャリアアップを求めず、最低限の仕事を淡々とこなすことを言う。きのうから、GWのUターンラッシュが始まり、高速道路上りは混雑のピークを迎えていて、きょうも続く見込み。GW最終日のきょう。半数以上がGW明けに仕事へのモチベーションが下がっているという調査結果もある。退職代行業務を行う企業では、依頼者からの申し込みから相談、結果報告まですべてLINEで完結するシステム。GW期間中の依頼は普段の2倍になり、1日50件近い問い合わせがあるという。「静かな退職」をしているという正社員は、15%近い。優秀な人材を確保するため、中途採用を強化し、不要な社員をリストラする企業も増えているという。専門家は、スキルを磨かずに遊んでばかりだと、退職した場合再就職は厳しくなるなどと指摘した。