孝雅はシュークリームから着想し究極の口どけを持つクリームパンを開発し、創業当時の屋号「八天堂」をつけた。八天堂は祖父の地元で親しまれたお堂の名前だった。世界恐慌で生活に苦しむ人をお菓子で明るく元気にして世界発展に寄与したいとの思いからつけられた。孝雅は店の名前も八天堂に変更した。開発したクリームパンは口どけ追求のため生クリームを多く配合し、焼いたあとクリームを入れることでふんわり感を維持させた。また冷蔵庫で冷やし一体感としっとり感を高め、材料をシンプルにして飽きずに食べられる味にした。東十条商店街、大宮駅、品川駅で売り出したあと大阪、名古屋、福岡駅構内でも購入可能に。全国のコンビニなどでも販売が開始され世界展開も果たした。2016年には体験型カフェ「八天堂カフェリエ」をオープンした。2023年には年商41億円を記録した。