石破総理大臣は訪問先のラオスでASEAN=東南アジア諸国連合に加え、米国や中国、ロシアも参加する東アジアサミットに出席しました日本や米国と中国、ロシアとは対立が鮮明になっている問題もある中で会議が開かれた。石破総理はロシアによるウクライナ侵攻などについて日本の立場を説明した。東アジア首脳会議は米国のブリンケン国務長官に加え、中国の李強首相とロシアのラブロフ外相が出席した。会議ではロシアによるウクライナ侵攻のほか、フィリピンなどと中国が領有権を争う南シナ海の問題をめぐり意見が交わされた。また、石破総理は日本とアジアの脱炭素化を議論するAZEC=アジアゼロミッション共同体首脳会議に議長として参加した。この会議は日本が提唱した枠組みでアジアの脱炭素化を進めるため今後10年間の新たな行動計画の策定が予定されている。石破総理はこのあと現地で記者会見に臨む。会見では総理就任後初めて臨んだ外遊の成果を説明する見通しで、今月15日に公示される衆議院選総選挙についても言及する可能性がある。