あす行われる台湾総統選に向けて、住宅の共有スペースでは学生たちが候補について話し合う様子が見られる。どの候補も自分の考えとは違うので決めかねているという学生も見られたが、若者の就職難や低い賃金に対してどの候補も有効な政策を打ち出せていないという。中には投票を棄権するという声も聞かれているといい、自分の一票で変わらないから投票しないのだという。外交については現在の関係を維持すべきだが、両岸関係は良くする必要があると話していた。これに対し習近平国家主席は「台湾海峡両岸の同胞は手を携え民族復興の偉大な栄光を分かち合うべき」と言及して、軍事的圧力と経済協力の面から揺さぶりをかけている。