先週、京都市バスが市バス運転士不足非常事態宣言をした。今年の6月に50~60人の人員不足となっているとして、70人募集したが、応募者が47人に留まった。人員不足が続けば現行の運行維持は困難だとしている。全国でも減便が相次いでいる。横浜市営バスでは今月から265便を減便、富山地方鉄道では105便減便となっている。背景には2024年問題がある。この状況を打破するために給与アップなどの対策が取られている。また、東急バスでは2車体を連結した新車両を運用。山口県周南市では来月から自動運転バスの実証実験がスタートする。茨城県常陸太田市では、ほぼ同じルートの4つのバス路線を1本化し効率的な運行を行っている。