安全性の向上や人手不足が課題となる中、カメラやレーザーで線路設備の異常を発見できるJR東日本の新幹線用の新しい保守用車両が公開された。公開されたのは「線路設備モニタリング車」と呼ばれる新しい保守用車両。電柱や架線といった構造物の異常をレーザーで把握。レールを固定するボルトや枕木の異常をカメラで把握するという。新幹線の保守用車両には去年導入された緑色の車体の「レールモニタリング車」と呼ばれるものもあり、超音波でレールの内部の傷や表面の摩耗などを把握するという。JR東日本は来月から2つの保守用車両を連結させるなど一体で運用する予定で、これによって点検や検査の人手を大幅に減らせるうえ検査の回数を増やせるという。