JR東日本はきのう、交通系ICサービス「Suica」について、今後10年以内に位置情報などを活用して運賃を徴収することで、改札機がなくても電車の乗り降りを可能にすることなどの実用化を目指すと発表した。2026年秋にはモバイルSuicaに高度決済機能を追加し、利用者の間での送金機能や、従来の上限であった2万円を超える買い物ができるようになるなど、決済機能も拡充させる。2028年度には、Suicaや切符予約サービス、「えきねっと」などの機能を集約させ、Suicaアプリを導入するなど、移動のデバイスから生活のデバイスとして進化させる考え。