閉館当日の1月31日、猪ヶ倉さんが出発準備をしていた。出発前、猪ヶ倉さんには決まって買うものがある。自販機の温かいココア。目的地の茨城県までは250キロ。
最終日、オープンの1時間前、温泉のスタッフの小味渕悠子さんがやってきて、いつもと変わらず客を迎える準備をする。14年働いてきた小味渕さんもこの日で退職。朝9時、いよいよオープン。その直後、乗用車から家族3人が下りてきた。トラックドライバーの多田さん夫婦はふたりともトラックドライバーで特別に休みを合わせてやってきた。午後3時、もらったレシートを取っておくという二人組が温泉に入ってきた。溝越さんは関東の高速道路はほとんど制覇したという高速道路マニア。最後にどうしてもハイウェイ温泉に入っておきたいと、中村さんを誘った。記念に取っておくのはレシート。温泉の後の楽しみはラーメン。二人は高速道路に乗り行った先でラーメンを食べるのが決まりなんだそう。
閉館まであと1時間。熱いお湯に耐えるように入り続けている人がいた。トラックドライバーの猪瀬さんは、通い続けた温泉の最後の客になろうと時間を調整してやってきた。洗い場と湯船を何度も行き来する。閉館まであと30分。そして閉館の10時を迎えた。最後の客は猪瀬さんだった。33年の営業が終了した。
最終日、オープンの1時間前、温泉のスタッフの小味渕悠子さんがやってきて、いつもと変わらず客を迎える準備をする。14年働いてきた小味渕さんもこの日で退職。朝9時、いよいよオープン。その直後、乗用車から家族3人が下りてきた。トラックドライバーの多田さん夫婦はふたりともトラックドライバーで特別に休みを合わせてやってきた。午後3時、もらったレシートを取っておくという二人組が温泉に入ってきた。溝越さんは関東の高速道路はほとんど制覇したという高速道路マニア。最後にどうしてもハイウェイ温泉に入っておきたいと、中村さんを誘った。記念に取っておくのはレシート。温泉の後の楽しみはラーメン。二人は高速道路に乗り行った先でラーメンを食べるのが決まりなんだそう。
閉館まであと1時間。熱いお湯に耐えるように入り続けている人がいた。トラックドライバーの猪瀬さんは、通い続けた温泉の最後の客になろうと時間を調整してやってきた。洗い場と湯船を何度も行き来する。閉館まであと30分。そして閉館の10時を迎えた。最後の客は猪瀬さんだった。33年の営業が終了した。
