今月も止まらない値上げラッシュ。帝国データバンクによると、カレールウやヨーグルトなど合計1932品目が値上げする。中でも最も多いのが調味料の962品目。値上げの波が落ち着く気配の見えない中、家計の助けとなるキャンペーンを行う企業もある。各社のお得な取り組みを取材。焼肉チェーンの牛角は先週木曜日から牛タンなど肉5種類200g、サラダ、キムチ、冷麺かご飯を選べてデザートがセットの商品の販売を開始した。価格は1人あたり2497円。レインズインターナショナル経営管理本部広報室・一柳遥さんは「客単価が3500円~3800円。1000円以上お得にお楽しみいただける」、利用客は「すごくコスパいい」と話した。スーパーを展開する東武ストアでは月替りで商品が変わる割引セールを実施していて、今月は290品目を値下げ。値下げ幅は食用油592円が354円になるなど最大40%となっている。ホームセンターを展開するコメリではきのうから新たに647品目を追加し、現在約2000品目を値下げしている。食料品や日用品は約15%引き、インテリアや寝具で最大50%引き。コメリパワー四街道店・鈴木賢司店長は「1200店舗あり、大量に仕入れることで商品の値下げができる」、買い物客は「コアな部分まで抑えてくれてるのがすごくいい」と話した。割り引き商品は客のニーズに合わせて決定する。